ダイヤモンドが燃える様子。化学反応で考えてみよう 中学校理科2年生

化学反応式を学ぶところで出てきます

炭素を燃やすと酸素と化合して、二酸化炭素になります。

熱につよいガラス管の中で、酸素を送りながらガスバーナーで加熱すると極めて高い温度で燃えます。

1回発火すると熱さなくても輝くように燃えつづけます。

そもそもダイヤモンドは鉛筆の芯や、キャンプなどで使う炭と同じ炭素で出来ています。しかし、ダイヤモンドと鉛筆の芯ではその性質は全く異なっています。

このように、同じの元素からできていながら性質のちがう物質を”同素体”と言います。(同素体などを学習するのは高校かな?)

前代未聞! ダイヤモンドに火をつける

映像では0:35からダイヤモンドをガラス管に入れ加熱していきます。

徐々に光りはじめ、温度が上がると真っ白に!その温度にして800℃!そして炭も残らずに燃え尽きてしまいます。

化学反応で示すと、

C(ダイヤモンド)+ O → CO
   炭素  +  酸素  →  二酸化炭素

石灰水が白くにごることから、ダイヤモンドを加熱すると二酸化炭素が出ていることが分かります。

天然ダイヤモンド燃焼実験

 

美しくて硬いだけじゃない! 驚きのダイヤモンド

ダイヤモンドと言えば確かに硬いイメージがありますが、他にもすごいのがその電気伝導率!

なんと銅の5倍!

見てほしいのは映像の0:24からの実験です。

お湯の温度をすばやく伝えることが出来るため氷がどんどん解けていく!スゴッ!!

ダイヤモンドの板を指で持つと指の熱が伝わってこれまた氷がバターのように切れます。ダイヤモンドっていろいろすごいしとってもおもしろい物質なんですね!

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