二酸化炭素の中でマグネシウムがどのように燃えるかの実験です。
酸化還元の範囲です。
酸化するので酸化マグネシウムと炭素が発生します。
まず燃焼の二大要素は、酸化と酸素の存在ですね。
ここで、酸化と燃焼を勉強したならば、マグネシウムが燃えましたね。
高温にすると、燃焼します(ポイントは高温じゃなくても燃えることです)。
さて、燃焼とは、発熱を伴い光などを発しながら (しばしば)酸化することですね。
同じように、たわしをガスバーナーで燃やしてみればよいです。
注目すべきは、燃焼した後です。
ばっちり赤錆びか黒錆びのどちらかができていれば、酸化したことが説明できますね。細い銅線も焼き切れることも説明がつきますね。
酸化と燃焼の関係で、燃えやすい状態を作れば、燃えるということです。
まず、酸化がしっかり理解できていれば、鉄が錆びている状態でよく見かける赤錆びになることが説明できれば実験は終わりです。
また、体育の時間が確実にあるのですから、どうして走れば体が特に冬場暑くなるかと同じことですね。ばっちり酸素を吸ってブドウ糖がエネルギーに変わっていることを説明できれば、酸素とくっついて発熱していることは、必ずしも燃焼を伴わない事も説明できますし、燃焼でも、実は体内で発火しているわけじゃなさそうなことも説明がつきそうですね。余談ですが、ダイヤモンドでも粉々の状態で、酸化する余地が十分あれば、加熱して燃えることがわかれば、ばっちりだと思います。
そのためには、どうやら加熱と酸素とくっつきやすいように小さく切り刻んだり、細い状態である鉄のほうがよく燃えることへの理解が必要であり、燃やすことが出来ることが分かります。
もっと俗的に説明するならば、なぜ薪割りが必要かと似ていますね。
そのままの状態の大木は燃えにくいですが、斧で割って細くしたほうがよく燃えるからですね。
ですから、他の回答者様も言っている通り、スチールウールを多く含むたわしをガスバーナーで燃やしてみるのが論より証拠となるでしょうね。私個人が推したいのは、燃えカスの有無です。
明らかに磁石と反応しない、酸化鉄が得られるはずだからです。同様に、発火剤として、落ち葉や新聞紙を入れて、燃やすことを考えれば、同じ条件(酸素がある状態)で燃えやすいものには一定の条件がありそうだと分かります。
これで、説明問題でも応用を利かせることができますね。
【化学実験】二酸化炭素中で燃えるマグネシウム
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