BTB溶液の色の変化を観察しよう!映像で見てみよう! 中学校理科 基本操作

BTB溶液の色の変化を色んな薬品で調べたものを集めています。

実験レシピ BTB溶液の色の変化を観察してみよう

BTB溶液は水溶液の性質によって色が変化する指示薬です。

水溶液が

酸性 → 黄色
中性 → 緑色
アルカリ性 → 青色

に変化します。

水溶液の酸性・アルカリ性は水溶液中の水素イオン濃度[H⁺]と関係があります。

水素イオン濃度とは名前の通り、「水素イオンがどれだけあるか」ですが、水溶液中に水素イオンがある* = 電離している、ということなので、酸性やアルカリ性を示すものは電解質であると言えます。しかし、電解質であるからと言って酸性、アルカリ性を示すとは限りません。

塩化ナトリウムNaClなどは電解質で電離をしますが、電離しても水素イオンを生じないので中性です。

大切なのは、電離した時に水素イオンH⁺や水酸化物イオンOH⁻が生じるかどうかです。

水に溶けて水素イオンH⁺を生じる物質 → 酸
水に溶けて水酸化物イオンOH⁻を生じる物質 → アルカリ

*水分子のごく一部は電離しているのでイオンのない水溶液は存在しませんが。

なすびの皮でBTB溶液をつくろう

家庭でも作れる指示薬と言えばコレw

学校の教科書などでは紫キャベツがよくつかわれていますが、紫キャベツって案外高いし手に入りにくいんですよね。それに紫キャベツを煮るのも大変…。それに比べてナスビをやすりで削って水に放置するだけって超簡単!すごい!

動画のタイトルは「ナスの皮でBTB溶液をつくろう!」になっていますが、BTB溶液は人工的に化学合成される薬品なので、「ナスの皮で”指示薬”をつくろう!」の方が正しいですね。

なすびの皮の指示薬(アントシアニン)は

酸性 → 緑色~黄色
中性 → 青色
アルカリ性 → ピンク~赤色

に変化します。

化学実験!BTB溶液の色の変化を観察してみよう

BTB溶液の色の変化と覚え方

BTB溶液の色の変化の覚え方は調べるとたくさん出てきますが、個人的には「緑の中を歩く青木さん」が覚えやすかったですw

緑の中 → 中性=緑
ある(=アルカリ)く青 → アルカリ性=青
木(=黄)さん(=酸) → 酸性=黄色  

青木さんをそこで切るのw感が好きでずっと覚えてますw

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